前回、「人類は衰退しました」を紹介したので
人類滅亡つながり
のコレも紹介せずにはいられません。
向こうは緩やかな滅亡ですが、こっちは既に崩壊してます。
大規模全面戦争のあげくすでに終末を迎えております。
そして少女二人が
戦争する価値もなくなった文明の残滓
を上層めざして旅します。
もう完全に意味のある行動ではありません。
まさに旅行
でしかありません。
この作品の素晴らしいところは
希望なんてなくても明るく元気でいられる
のが描かれていること。
例えば「癌で余命3カ月」とか言われても人間は最後まで人生を楽しめるっていうのが生々しく語られます。
「きっと絶望となかよくなったんだよ♪」
作中でヒロインの一人のユーリの一言が胸に刺さります。
そしてチトとユーリの旅は完結します。
ぜひ見届けていただきたい。
きっとなんともいえない不思議な気持ちになると思います。