うぅ・・・疲れた・・・。
地獄のキットでした。
油断してた。
EGウイング、綾波レイとバンダイの洗練されたキットが続いたからね。
ご覧いただこう。


メカ杉田という新ジャンルを開拓wした傑作アニメ翠星のガルガンティアの真の主役。
パイロットのレドを会話によって洗脳するAI(メカ杉田)にすぎなかった本機の成長こそが作品のもっとも美しかった部分だと思う。
特に、作中で原住民から「ブリキ野郎」と呼ばれていたのだが、AIなので蔑称を気にかけることもなかったのに、最終回で自分の同型機であり上位の機体に向かって
「くたばれ!ブリキ野郎!!!」
と吠え、じつは結構ぶっ刺さってたのが分かるシーンがマジで胸が熱くなります。
2013年とかなり昔の作品になりますが視聴推奨です♪ ゲキジョウバンハダソクカナ
んでキットです。
なにが地獄かってデカールです。
オリジナルでは色のバランスが、上の画像見てもらえば分かる通り
黒5:白3:オレンジ2
ぐらいじゃん?
ところがこのキットの素組みでは
黒8:白1:オレンジ1
なのだ( ゚Д゚)
つい最近、色分けが神レベルのキットに触ったばかりだったので結構膝に来たw
綾波の肩のオレンジがwとか言ってる場合ではなかったのであるorz
デカールの量(面積)が多いのも問題だがもう一つ技術的難度を劇的に上げてる要素が存在する・・・
曲面に平面のデカールを包み込むように貼る
ことを要求されてる(-"-)
しかも
目印などない
のだ!
頭部の特徴的な白いラインも、凸モールドや墨入れラインっぽい目印の存在しないところにカンで貼っていくしかない。しかも曲面に。
さらに肩から生えてる突起(3組6本)や足首から突き出してる羽はキャラメル包みで包み込むように貼らなければならない。
デカールにはある程度、硬さもあるのでここは
マークセッターではなくマークソフター
が必要になってくる。
じつはマークセッターにも柔化剤(デカールを溶かす薬品)が入っているのだが、昔の角瓶にはソフターと何が違うん?というぐらい入っていたのに、今の丸瓶にはほとんど入ってない。
確かに柔化剤が濃いと破れやすくなって初心者に向かなくなるんだけど、こういう包み込むデカールが貼れない。
ちょっと詳しく書くか
ソフター:デカールを柔らかくして段差や曲面に貼りやすくする
旧セッター(角瓶):ソフターの糊を強くしたやつ
新セッター(丸瓶):ソフターを薄めて、粘度を上げて使いやすくしたもの
粘度をあげると塗布した際に水滴にならずにいかにも
塗った!
って感じになるので使いやすい。旧はめっちゃプラスチックの上で水滴になってたので改良と言えば改良なのだが、反面、はみ出した部分に糊の跡がガッツリ残るので拭き取りがものすごく重要になる。
今回は旧セッター使用。持ってるのだ♪ そのうち貴重になるんだろうな・・・。
まず濡らしたデカールをピンセットで慎重に持ち上げ空中に。本来はスライドして塗面に乗せるんだけど、今回は空中に。
そして摘まんだままデカールの裏面にセッター塗り塗り。
そのまま空中で1分静止。柔化剤が柔らかくしてくれるのを待ちます。完全に柔らかくなると崩れちゃうので柔らかくなり始める瞬間を狙います。
んでキットの上に。
包み込みます。
大変だよね。
大変だよ。
三日かかったよw
顔とか塗装済みパーツあるんだから塗っといてくれよ!怒!
あと本来は青く発光する装甲の隙間は蓄光塗料で緑にしてます。
以上です。
思い入れのある作品のキットだったんで頑張って購入。頑張って制作したんですがたいへんでした(^^;